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自堕落な生活から抜け出せる唯一の時間は風呂に入っているとき

家で働き始めて1年が経ちましたが、少しずつ堕落している自覚があります。在宅で仕事をする場合に最も難しいのは、自分を律することでしょう。それが苦手だった私は、やはりありがちな自堕落の中に浸かっています。そもそも自己管理が苦手なくせに、なぜ在宅で仕事を始めたのか・・・。失敗は予想されていました。 私が今の生活スタイルを選んだのは、自主的にというよりは、仕方がなくというものでした。特別なスキルや、実績を持たない私は少しずつ端に追いやられ、在宅で仕事をするようになりました。これは有難くもあり、また難しくもあります。 仕事を前向きに捉え、精力的にこなせばお金は多く稼げるでしょう。可能性は開けています。ただ前述のように自分を律することが苦手な私には、在宅で精力的に働くことは難しいです。 ただ、あまりにも最近の私の生活は酷く、立て直さざるをえない状態にあります。朝起きればインターネット経由で動画を視聴し、頭の中は自主的な活動が存在しません。私は年齢的に大人ですが、まるで現代の子等のように動画中毒になり、脳が溶けそうなのです。 1番問題だと感じるのは、無音を嫌うことです。部屋で動画を流しっぱなしにし、トイレに行く際にもスマートフォンを手にしてしまいます。 広告ビジネスのシステムにより、お金を払わない私にも無料のコンテンツが支給されています。経済的な繋がりさえ持たないまま、コンテンツの視聴データとして、完全に数字の一部として世界に囚われています。 私の身体と自主性は確かにここにあるのですが、ほとんど誰にも視認されないため、私が存在することは私にさえ現実味がありません。 唯一と言っていいほど、私が私を取り戻すときは風呂に入っているときです。さすがに風呂にスマートフォンは持ち込まないので、身体を洗ったり、湯を汲みながすことに集中しているときに、やっと私の頭は晴々とします。